アトランティスのこころ [映画]
言わずと知れたアメリカのストーリーテイラー、スティーヴン・キング原作の映画。2001年の作品だが、全然、記憶になかった。確かに地味な作品ではあるが…。
幼なじみの訃報を聞き、生まれ故郷に戻ったボビーは11歳の夏の記憶を鮮明に振り返る。二度と戻ることのない1960年のあの夏。幼い頃に父をなくしたボビーは、自分のことしか考えない奔放な母親と二人暮らし。友人のキャロルとサリーの三人で過ごす楽しい毎日。そんな彼の家にテッドという老人が下宿人としてやってきた。物静かで知的なテッドは誰ももっていないような不思議な力を持っていた。父親のいないボビーはテッドに惹かれてゆく。しかし、彼の不思議な力を狙う、怪しい男達がすぐ近くまで迫っていた…。
少年少女の一瞬の輝きを描く。でも不思議な話。
非常に不思議な話だった。しかし、「スタンド・バイ・ミー」もそうだけれど、思春期の入り口にさしかかった少年たちの瑞々しさを描くことには長けている。ウインドーの自転車や友人のグローブに目を輝かすボビーの描写はなど、私の琴線に触れる場面は多数。しかし、話が不思議すぎる。でも、見終わった感じは悪くは無い。
満足度★★★
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