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ロスタイムの失点はもう見たくない [アルビレックス新潟]

 矢野の移籍騒動も残留というサポーターにとっては願わしい形で解決し、3連勝中と状態も良い新潟はちょうど対戦相手が一巡する17節をホームで川崎と戦う。
 フロンターレ川崎はJ2時代からの(私はその時代は知らないが)好敵手。J1昇格後はACL出場や日本代表のメンバー選出など川崎の躍進が目覚しいが、新潟との対戦成績はほぼ互角。しかも、ここビッグスワンにおいては新潟が10連勝中だ。川崎はこの不名誉な記録をなんとか阻止すべく「11回目のプロポーズ」と題したプロジェクトを企画し(昨年のFA宣言も強力だったが)大挙して押し寄せてきた。 
オレンジゴール.jpg
 
今日からゴールネットがオレンジ色に

 迎え撃つ、新潟も地味ながら「11回目のゴメンナサイ」なる企画で対抗したり、この試合からユニフォームの背中にスポンサーが入ったり、ゴールネットがチームカラーのオレンジ色になったりと試合開始前からワクワクする雰囲気。現時点で新潟が2位、川崎が3位。J2からのライバルが、トップリーグで上位争いをしているのは感慨深い。
川崎戦1.jpg

川崎サポは大挙して来場

 ゲームは川崎のペースで始まる。これはある程度予想していた展開。しかし、新潟の守備陣がしっかり受けとめカウンターを仕掛ける。累積警告で出場できない内田の代わりにはルーキーの酒井が入った。このポジション、ちょっと心配だったが、特に後半の酒井の動きはよかった。また、逆サイドの中野も今日はよく機能していた。川崎の攻撃も迫力があったが、チョン・テセが出場停止だったことが新潟には幸いだったかもしれない。前半、新潟のファンタジスタ、マルシオ・リシャルデスの素晴らしいFKがオレンジのネットを揺らし新潟が先制する。
川崎戦2.jpg

背中のスポンサーも決まりビッグジャージもそろい踏み

 後半も一進一退の攻防。今度はFKのチャンスをつかんだ川崎がトリッキーなプレーで同点に追いつく。川崎のアイディアも良かったが、ちょっと集中力が切れていた感じ。まぁ、失点とはそういうものだけど。
 同点にされて、新潟が仕掛ける。ペドロのゴールはギリギリオフサイドで残念だったが、その直後、裏から抜け出した松下がキーパーと一対一となり鮮やかな勝ち越しゴール。そして、その後も運動量で川崎を圧倒する時間が続くが、松下が森に肘打ちをくらい、森はこれで一発退場。数的有利になり新潟の勝利が濃厚となった。
 ロスタイムは時間が表示されず、嫌な雰囲気。ここで新潟はオールスターに選出されたジウトンを投入。この起用は正直「?」だったが、決定的なミスとなってしまった。ゴールに向かっていくのがジウトンの魅力であるが、残り時間を考えればキープがセオリーだろう。しかし、果敢に中央に切り込んではボールを奪われピンチを招く。ロスタイムも長すぎたが、最後のワンプレーと思われたスローインからまさかの同点ゴールを奪われてしまった。
 前半戦を3位で折り返せたことは上出来だと思う。この試合も引き分けという結果は決して悪いものではない。しかし、今年、ホームで見た引き分けは全て後半、終了間際に追いつかれたものばかり。同じ引き分けでも追いついた引き分けと追いつかれた引き分けでは全く印象が違う。そして、ロスタイムの失点は今季5点目だ。後半はこのような部分を絶対に修正し、もうロスタイムの被弾は勘弁して欲しい。
 通算観戦成績23勝14敗14分。
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