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リリィ、はちみつ色の秘密 [映画]

 これは、女性向けの映画。きっと、多くの女性は共感し感動すると思う。個人的には、女性向けの映画は嫌いではないと思っているけれど、一緒に見た妻ほど心を打たれなかったので、かなりオジサン度が進んだと思われる。
リリィ.jpg

 舞台は1964年のアメリカ南部。ちょうど公民権法が制定されたが、まだまだ黒人差別が色濃く残る時代。14歳のリリィは4歳の時に自らの過失で母を死なせてしまったことにトラウマを持つ。そして、暴力的な父親に反発しながら暮らしている。
 ある日、メイドで黒人のロザリンが不当な差別による暴行を受けたことをきっかけにリリィは家出を決断する。そして、たどりついたのは黒人の三姉妹が経営する養蜂場。自分を受け入れてくれる場所を見つけたリリィは、ここで思いがけず自分の母の過去を知ることになる。
 14歳という設定のリリィが、親との確執や黒人差別という社会病理にいらだちを感じながら、成長していく過程が瑞々しく描かれている。私は父親なので、父親と劇的に和解する展開を期待していたが、そんな必要はなかったらしい。
 満足度★★★
 
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