南極料理人 [映画]
この映画は、実際に南極観測隊に料理人として参加したエッセイをベースに作られたものとのこと。南極に単身赴任した男たちの喜怒哀楽をユーモラスに描いている。
堺雅人演じる西村はひょんなことから、南極に、それも昭和基地からはるか離れた南極ドームふじ基地に料理人として派遣される。彼はここで働く単身赴任の8人の男達の胃袋を満たさなければならない。極限の氷の世界で巻き起こる人間ドラマ。
南極という極限の世界なのでわかりやすいが、この映画で描かれているようなことは、おそらく、南極まで行かなくても外国に数ヶ月滞在すれば経験できることだ。ひたすら帰国までの日数を数えてみたり、一人きりになりたくなったり、日本に長電話をしたくなったり、インスタントラーメンが食べたくて仕方なくなったり。どれも、私がイギリスで経験したことばかりだ。そういう意味では、ちょっと苦しくなりながらも楽しめたし、リアリティがあったかな。
絶対に「美味しい」とは言わないで、食べ方だけで美味しさを表現する演出や、堺雅人の笑いをかみ殺したように喜びを表現する演技はなかなか面白かった。
満足度★★★☆
英国でのカルチャーショックをリアルに思い出しました
堺雅人演じる西村はひょんなことから、南極に、それも昭和基地からはるか離れた南極ドームふじ基地に料理人として派遣される。彼はここで働く単身赴任の8人の男達の胃袋を満たさなければならない。極限の氷の世界で巻き起こる人間ドラマ。
南極という極限の世界なのでわかりやすいが、この映画で描かれているようなことは、おそらく、南極まで行かなくても外国に数ヶ月滞在すれば経験できることだ。ひたすら帰国までの日数を数えてみたり、一人きりになりたくなったり、日本に長電話をしたくなったり、インスタントラーメンが食べたくて仕方なくなったり。どれも、私がイギリスで経験したことばかりだ。そういう意味では、ちょっと苦しくなりながらも楽しめたし、リアリティがあったかな。
絶対に「美味しい」とは言わないで、食べ方だけで美味しさを表現する演出や、堺雅人の笑いをかみ殺したように喜びを表現する演技はなかなか面白かった。
満足度★★★☆
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