ようか 鶏塩らーめん

　小千谷はもともとラーメンの激戦区であったが、近年、新店が相次いでオープンしている。その新店がどれも高レベルでおどろかされている。「ようか」もその一つ。

　

小千谷に進出したあっさり系のラーメン屋

　小千谷インターから比較的近い場所にあり、綺麗な建物は見つけやすい。小千谷の人気店は、大盛り、こってり、具沢山というのがキーワードのように感じていたが、この「ようか」はこれまでの小千谷にはない、繊細であっさりしたラーメンで勝負に来た。このタイプは小千谷では空白であったので、チョイスとしては悪くはない。しかし受け入れられるのか？という点が冒険だったと思うが、結果はかなり受け入れられている模様。

　

鶏にこだわった塩ラーメン

　メニューは豊富で、それも魅力的だが、看板、メニューのひとつが「鶏塩らーめん」。あっさりした塩のスープに鶏肉のチャーシューがベストマッチ。さらに、鶏挽肉がトッピングされているがこれがまた良いアクセントになっている。麺は細い麺と太麺を選べるようになっている。基本的には太麺が好みであるが、このスープには細麺が合うと思う。
　おススメ度★★★★

石窯焼きパン工房 麦の詩

　最近はパン屋のレベルが上がって、どこにも評判のパン屋が存在するようになった。目移りするようにたくさんの品揃えで楽しませ、いつ行っても新しいメニューが待っている。「石窯焼きパン工房 麦の詩 」もそんなパン屋のひとつらしい。

　
　ゴールデンウィークの最中でもあり、来店してわかったのだが月曜日は１０％OFFというサービスもあり、大変賑わっていた。
　パンは把握できないほど種類も多く、ひっきりなしに焼きあがる。店員の人たちも忙しそうではあるが丁寧に対応してとても雰囲気は良い。

　
　パンは、どれも非常に美味しく人気店であることがうかがえる。しかし、値段は若干、高いかな。月曜日なら安く買えるから良いけど、家からはちょっと遠いし、もう少し安かったらなぁという感じ。
　おススメ度★★★☆

仁亭 仁亭風焼カツ

　郡山で人気のトンカツ屋さんを訪ねてみた。開店前に着いたのだが、すでに待っている人がいて、開店と同時に満席。運よく待たずに座ることができたが人気の高さをうかがわせる。

　
　

郡山のとんかつ屋。おもてなしが素晴らしい。

　人気の秘密は、もちろん味が良いということに違いなのだが、このお店のホスピタリティの高さにあると感じた。開店前から人がたくさん来ていたが、到着順に丁寧に案内してくれる。店内は決して広くはないが、おきなテーブルが4箇所ほどあり。どんなに混んでいても合席などはなく、ゆっくり食事を楽しめるようになっている。

　
　

扇子のメニュー

　メニューは扇子に記されていてユーモアにも満ちている。人気メニューは「焼カツ」。フライパンで作るので焼カツというらしい。仁亭風にすると肉の間にチーズとハムとしそが挟まれてくる。豚肉のものと鶏肉のものを頼んだ。

　

　名物・焼カツ

　ここはサービス満点でサラダもご飯も大盛りで運ばれてくる。ご飯はお替り自由で、とにかくお腹いっぱいにしてくれるということ。焼カツもボリューム満点で美味しかった。フランス料理のコルドンブルーのようだが、チキンの方がマッチしているように思えた。
　1600円という価格は、ランチとしては安くはないが、このおもてなしであるならほとんどの人が納得する価格だと思う。
　おススメ度★★★★

喜八 ネギみそラーメン

　魚沼と言っても、さらに町外れで八海山の山麓と言っても良いようなところにあるラーメン屋が「喜八」。ホントに見つけるのに苦労した。ここのネギみそラーメンが評判で、スキー客を中心に県外からもやってくるという。

　建物は、本当に田舎のラーメン屋。もちろん、店内も田舎のラーメン屋。メニューはいろいろあるが、評判のネギみそラーメンを注文。

　
　スープはやや濃い目。濃厚であるがしつこくはない。それにキャベツやタマネギなどの野菜と大量のネギが添えられて良いバランスを生み出している。チャーシューもやわらかくて美味しい。人気があるのは納得。この日も平日ではあったがかなりの賑わいを見せていた。
　おススメ度★★★★

大舎厘 つけ麺

　新潟市・亀田エリアにあるラーメン屋だ。オープンして1年ちょっとくらいだと思うが、雑誌でも名前を見かけるし、賑わっている様子。

　メニューはシンプルで基本的には醤油ラーメンとつけ麺しかない。つけ麺が雑誌に紹介されていたので挑戦してみる。

　結論としては普通に美味しいという感じ。ただ、新潟エリアではつけ麺の場合、大盛りサービスが定番となっているが、ここは別料金。私は普通で充分だけれど、サービスという点では他店に劣るかな。普通に美味しいということは、充分美味しいのだが、つけ麺は新潟は激戦区だ。それを考えるともうちょっと特徴が欲しい感じがする。
　おススメ度★★★

たいち 醤油チャーシュー麺

　長岡に最近オープンしなかなか評判が良いラーメン屋が「たいち」である。独特の丸い建物で店内が狭いということもあるが昼時には行列ができている。職場の人が「美味しかった」と絶賛していたので行ってみた。

ユニークな店舗

　まずまずの混み具合だったが、それほど待たされることなくカウンター席に座ることができた。メニューは色々あったが、おすすめと表記されていた醤油チャーシューにしてみた。

　

典型的な長岡のラーメン

　スープは生姜醤油の長岡のラーメンだ。店主は小千谷のヒグマで修行したとのこと。スープもチャーシューもヒグマや青島食堂とよく似ている。長岡の人にしてみれば安心して食べられる昔ながらのラーメンということなのだろう。ヒグマよりはあっさらいしているし、青島食堂に比べれば丁寧に作られている感じがする。
　おススメ度★★★

つるり 醤油つけ麺

　小千谷市に進出してきたのが「つるり」。県外からの出店のようだが、今や新潟の文化と化した「つけ麺」の専門店。つけ麺は多くのラーメン屋で提供しているが、あくまでもラーメンが主である。しかし、ここ「つるり」はラーメンもメニューには載っているが、あくまでもメインはつけ麺。スープは醤油、味噌、塩からカレーなど変り種もある。最初なので醤油を注文。

　
　

小千谷に進出したつけ麺専門店

　つけ麺専門店だけあって、変わっている点が二つある。一つは麺だ。こだわりの小麦粉を配合ということだが、一見、蕎麦かと思うような褐色の麺。この麺が実にコシがあって美味しい。そしてスープは沸騰して煮えたぎっているものが運ばれてくる。

これは美味

　スープは濃厚でドロっとした感じだが、味は濃すぎることなく非常にバランスが良い。食後に割りスープを足すとドロっとしたつけ汁がさらっとした口あたりに変化し二度楽しめる。なかなかの実力店だ。
　おススメ度★★★★☆

あしょろ みそラーメン

　長岡市の新産にあしょろはある。開店して2年余りだと思うが、なかなかの人気店に成長したらしく昼時はかなりの待ち時間になるときがある。この日も、12時前には店に入ったのだが、すでに満席だった。

　こちらもメガ盛系のメニューが目玉になっているようだが、評判のみそラーメンをセレクト。

　
　あしょろという名前なので北海道のラーメンを連想していたが、札幌ラーメンではない。スープは、かなりコクがあり、程よく辛く、程よく甘い感じ。ゴマが隠し味になっているのではないだろうか？ワカメもスープとよくマッチしている。ただ、もう少し全体的にパンチに乏しい。
　おススメ度★★★
　

のろし ラーメン

　阿賀野市を走る国道49号線沿いにオープンしたばかりの話題のラーメン屋、のろしに行ってきた。阿賀野エリアは最近、相次いでラーメン屋がオープンし、にわかに激戦区の様相を呈してきた。

阿賀野市にオープンした新店

　どうも、最近の潮流は「ガッツリ系」と言われるメガ盛のラーメンらしい。極太麺に背アブラたっぷりのスープ。山盛りの野菜と厚切りのチャーシュー。普通のラーメンなのに総重量は1キロを超えるらしい。これで600円というコストパフォーマンスにはびっくりだ。

　
　

すごいボリューム

　かなりこってりしているように見えるが、生のキャベツやもやしが山盛りに盛られているのでそれほどくどくはない。なかなか麺にたどりつけないが太い麺なのでのびるようなことはない。この辺は良く計算されている。スープもチャーシューもとても美味しいが、さすがに量が多すぎる。もちろん、食べ切れなかった。学生の頃ならテンションが上がったと思うが、もうこの手のラーメンは無理だ。
　おススメ度★★★☆

ほうとく 味玉醤油ラーメン

　上越では人気のラーメン店のようで、何軒がチェーン展開されている。招き猫のマークがあんまり好きじゃないので行く気がしなかったのだが、上越に来たので寄ってみる。

　昼時だったのでそこそこの賑わい。毎月の限定メニューなどもあるみたいだが、基本と思われる醤油味をオーダー。

　
　あっさり系のスープは、煮干や昆布でだしをとったものようだ。麺もややちぢれている細目の麺。トッピングの具も岩のり以外はオーソドックスなものだった。万人受けするラーメンだと思うが全体的に特徴がない。おいしいと思うけれど、もうちょっとインパクトが欲しい。
　おススメ度★★☆