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中断期へ [アルビレックス新潟]

 Jリーグはワールドカップのために中断期に入る。カップ戦はまだ残っているが、ビッグスワンで行なわれるホームゲームはこの大宮アルディージャ戦で中断期に入る。前節、京都に大敗した新潟は残り2試合は勝つしかない。しかも、大敗してしまったので大量得点での勝利が求められる。しかし、大宮との対戦はロースコアでドローというのが多い印象。
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W杯用のビッグジャージ

 大宮はリーグ戦では下位に低迷している。今シーズン早々に監督交代に踏み切り、なんと昨年まで新潟を率いていた鈴木淳監督を選出。鈴木監督は新潟を去ってから初めて新潟へ再訪する試合となった。
 スタジアムの外ではW杯に南アフリカへ持っていかれるというビッグジャージへ応援メッセージの書き込みなどが行なわれていた。
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この試合の後、ホームゲームはしばらくお休み
 
 試合は、いつもの大宮戦のように、あまりメリハリ無く進行。そのような中で大宮が決定機を作る。しかし、結果から言うと今日の大宮にはツキがなかった。シュートはことごとくバーやポストに弾かれた。もちろん、運も実力のうちだし、GKのポジショニングによるものもあるだろう。
 後半も、やや大宮ペースに思われたが、新潟のファンタジスタ、マルシオ・リシャルデスが鮮やかなボレーで決勝点をたたき出した。前回の大宮戦では元新潟の北野に完封されてしまったので、今日はゴールが決まって本当に嬉しい。
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ゴールキーパーのヒーローインタビューは初めて

 ちなみにヒーローインタビューは東口だった。納得の活躍である。ナビスコカップの決勝トーナメントへの進出の望みを残し、中断期前のホームゲームを勝てたのは良いことだ。
 通算観戦成績27勝20敗21分。 
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大敗の京都戦 [アルビレックス新潟]

 平日の夜であるがナビスコカップの予選が行なわれた。決勝トーナメント進出のためには負けられない一戦。対戦相手は相性の悪い京都サンガ。
 カップ戦ということでややメンバーを落として望む。リーグ戦フル出場の千葉に変わってJデビューとなる鈴木をCBに。そして、GKは怪我から復帰した黒河という布陣。
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相性の悪い京都戦
 
 やはり京都には分が悪いのか前半、立て続けに柳沢にやられていきなり2点のビハインド。久しぶりに劣勢の展開。GKの黒河はやはり試合から遠ざかっていたためかあまり良くない。ピッチが湿っていたこともあるが、得意のキックの精度が低い。
 後半、怒涛の攻めを見せる新潟。面白いようにパスがつながり、両サイドからの攻撃も強力だったが、相手GKのスーパーセーブや微妙なジャッジもあり、なぜかゴールが決まらない。そうしている間に、カウンターを食らいあっという間に0-4。ようやく、今日デビューの鈴木が押し込み1点を返すがここまで。
 結果は4失点の惨敗であり、決勝トーナメントの進出も厳しくなった一戦であった運もなかった。後半の攻撃力は次回につながるはずだ。
 通算観戦成績26勝20敗21分。
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矢野貴章壮行試合で4連勝 [アルビレックス新潟]

 W杯のために中断期を迎えるJリーグ。前節、アルビレックス新潟はアウェイで首位の清水を破り怒涛の3連勝。そして、W杯の日本代表に矢野貴章が選出と新潟は一気にヒートアップ。今日の山形戦は矢野貴章の壮行試合。今季、まだノーゴールのエースが自ら祝砲を決め、ヒーローインタビューで挨拶というのが最高の筋書きだが…。
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矢野貴章応援メッセージ

 会場入り口では矢野貴章への応援メッセージを横断幕に記す人たちも。臨検の山形からは今年もたくさんのサポーターが来て、会場で色々なアトラクションを楽しまれていたようだ。なかなかほのぼのした雰囲気。山形戦は、独特の良い雰囲気。是非、来年以降もこのダービーを続けるべく、お互い残留を果たしたい。そういえば、試合前にはお互いのマスコットキャラクターによるPK戦が行なわれた。結果は予定調和的に引き分け。
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ゆるいPK

 選手入場時にビッグジャージが掲げられるが、今日は矢野の日本代表選出を祝い、番号を11に書き換えジャパンブルーで縁取ったものが広げられた。
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全てが矢野仕様
 
 さて、試合開始から、やや新潟が押し気味に進める。ここ数試合、好調ながら試合の入り方が悪いことが多かったが、さすがに調子のよさを感じさせる。攻撃は、なんとか矢野のゴールを生み出そうと矢野にパスが渡る。惜しい場面もあるが決めきれない。しかし、山形がワンチャンスをものにする。元新潟の宮沢が目の覚めるようなスーパーダイレクトボレー。GKの東口も全く動けない一撃だった。しかし、守備が崩されたわけではない。
 すぐに反撃に出る新潟。非常に良い位置でFKを得る。キッカーは、もちろんマルシオ。昨年の山形戦でも決めている。そして、ここでも決めてくれた。すぐに追いつく。さらに勢いは止まらない。宮沢のスーパーシュートのお返しのようなキャプテン・本間のミドルシュートが突き刺さり逆転。そして前半終了。
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行って来い!

 後半も、新潟のペースは悪くない。そして、今季キレキレのチョ・ヨンチョルが3点目を叩き込み試合を決定つけた。矢野のゴールが無かったのは残念だが4連勝で順位を7位まで上げた。
 通算観戦成績26勝19敗21分。
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これがビッグスワン!ここがビッグスワン! [アルビレックス新潟]

 開幕以来、唯一勝ち星がなく最下位に低迷していた新潟だが、前節、アウェイ神戸戦で初勝利を上げ、最下位脱出にも成功した。連勝とホーム初白星を目指して戦う相手は横浜・F・マリノス。タレント揃いの強敵を迎えてビッグスワンも大入りの予想。
 試合前には、となりのスワンフィールドでレディースの公式戦が行なわれていた。普段は有料の試合だが、この日は無料観戦できるということでレディースの試合とは思えないたくさんのギャラリーが見守る。このただならぬ雰囲気。相手のASエルフェン狭山は最下位のチームでこの状況は酷だと思われたが。予想通り8-0というサッカーとは思えないスコアでアルビレディースの圧勝。とにかく幸先の良いスタート。
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レディースのゲーム

 今日は中村俊輔効果かわからないが、今までの集客低迷が嘘のように入場門には長蛇の列。昨年もゴールデンウィークだけは4万人を突破したが、今年も行くのだろうか?
 息子は、選手が練習のためにピッチに入る際、ハイタッチをして鼓舞する役目。今日は、田中亜土夢選手からサイン入りのミニボールをもらったらしい。ナイス!
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本日の戦利品

 さて、肝心の試合のほうだが、立ち上がりマリノスの攻撃陣の足が速い。前線にボールを回されるとDFの対応が一歩遅れてしまう。その隙をつかれて開始9分に先制される。最近の新潟は立ち上がりが良くない。開始早々と終了間際の失点が一番良くない。これは直ちに修正しなければならない。
 その後もマリノスの攻勢が続き、追加点を奪われた!と思ったがこれはオフサイド。3年前のGWに新潟はマリノスに0-6と惨敗している。その悪夢が甦るが、結果としてマリノスが怖かったのはここまでだった。
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オレンジに染まる満員のスタンド

 次第に中盤で新潟がボールを支配できるようになると、マリノスの攻撃は勢いをなくし、新潟がチャンスをつかむようになる。そして、今季絶好調のチョ・ヨンチョルがシュート。一本目はキーパーに弾かれれるが、戻ってきたボールをトラップし、鮮やかにループ。これで同点。久しぶりに4万人につつまれたビッグスワンに地鳴りのような歓声がわき起こる。これがビックスワンだ。
 後半に入り、新潟の攻勢は続く。そして三門のクロスを、走りこんできたマルシオ・リシャルデスがダイレクトボレーを蹴りこむと、オレンジのゴールネットに突き刺さった。ホームでの逆転シュートに再び、地鳴りのような大歓声。ここがビッグスワンだ。
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4万超はひさしぶり!

 しかし、ここからが本当の勝負だ。昨年来、終了間際に何度、追いつかれてきただろうか。勝利の時間が迫るがロスタイムも5分と超ロング。そして、ゴール正面から中村俊輔のFKという場面を迎える。しかし強烈にカーブがかかったシュートも枠を外れ、ついに10ヶ月ぶりのホーム白星。三度、ビッグスワンが4万人の歓声に揺れる。
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ヒーローインタヴューもひさしぶり!

 なんでもないプレーなのに大チャンスや大ピンチのような錯覚を覚えると相手選手に言わしめたビッグスワン4万人の声援。もう二度と体験できないかもと、ここ数ヶ月は思っていたけれど、この非日常空間をまた体験できて実に幸せだ。しかし、4万にで応援しないと新潟は勝てないのだろうか?ともかく、ここから巻き返しだ。もう二度と降格圏内には入らないぞ。
 通算観戦成績25勝19敗21分
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初勝利はさらに遠く [アルビレックス新潟]

 いまだにリーグ戦で勝ち星がなく最下位に低迷するアルビレックス新潟。そして、ホームでは昨年の6月以来勝利がないという有様。それでも、アウェイで行なわれたナビスコカップのセレッソ戦で今季初勝利を上げ、前節のアウェイ名古屋戦ではロスタイムで同点に追いつき、チーム状態は良くなっているはず。初勝利を信じてスタジアムへ向かう。
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桜満開のスタジアム。今日こそサクラサクか?

 スタジアムの周りは桜が満開であるが、寒の戻りでナイトゲームにしてはかなり寒い気候。それでも勝利があれば熱くなれるはず。
 今日の対戦相手はサンフレッチェ広島。手ごわい相手ではあるが、過密日程のため状態は良くないはず。本来なら万全な相手から勝利したいところだが、今の新潟にはなんとか勝機を見出せる相手ではある。
 さて、試合開始早々に新潟は失点する。放たれたミドルはゴールバーにヒットして九死に一生を得たかに思えたが、なぜか、そこにいる(それがすごい!)日本代表候補の佐藤寿人にやられてしまう。佐藤のシュートは見事だった。しかし、新潟戦ではなく、日本代表であれを決めて欲しい。そして開始早々の失点はいただけない。
 しかし、今日の新潟はその直後に追いついた。チョ・ヨンチョルのシュートはミートしなかったが、それが幸いし同点に。そして、同点になってからはなかなか良い試合運びとなっていく。
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見ごたえのある接戦だったが・・・

 後半、ペースは新潟。立て続けにビックチャンスを作るがシュートはキーパー正面。新潟の時間帯に逆転しなければ嫌な流れになりそうだとおもっていたところで、ついに、マルシオ・リシャルディスの逆転シュートが決まる。久しぶりに興奮のるつぼと化すゴール裏。
 ついに初勝利。久しぶりのホームでの勝利。超久しぶりの逆転勝利と誰もが思ったロスタイム。なんと、同点ゴールを許してしまう。なんということだ。初勝利を意識したのか、ラストの5分、1点を守るのか、3点目を取りに行くのかの意思統一がなされていなかったように思う。これは昨季からの課題。終了直前に大島の決定的なシュートも相手GK西川のビッグセーブにより2-2のドロー。
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あと5分で初勝利を逃す

 初勝利への道のりは険しい。しかし、今日は早い時間に追いつき、逆転もできた。今季初めて2ゴールを決めた。順位は最下位であるが、ここまで連敗はない。あとは、ここまでノーゴールのエース・矢野が決めれば初勝利は時間の問題のはずだ。W杯中断まで残り4試合。なんとか最下位は脱出して中断期に入りたい。
 通算観戦成績24勝19敗21分。
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最下位 [アルビレックス新潟]

 成績不振も然ることながら、観客動員数の低下はいよいよ深刻だ。4万人を超える大観衆というのは今は昔。ドル箱の浦和戦でもビッグスワンの観客席は空席が目立ち始めた。
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分の悪い浦和戦

 屈指の人気チーム浦和レッズも観客数は落ちているということ。それでも今回も南側ゴール裏を占拠するほどの大サポーターと大声援で新潟へ乗り込んできた。
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相変わらずの大サポーター

 今シーズン、まったく点の取れない新潟は浦和は相性が悪い相手でここ数年、勝つどころかゴールも決めていない。まったく勝てそうもない今日のカード。
 前半は、浦和の攻撃を、見事に跳ね返しながらチャンスを作ろうとする新潟の守備陣の働きが光った。浦和もスピードのある攻撃で新潟ゴールへ迫るが素早いチェックでチャンスを作らせない。スコアレスながらなかなか見ごたえのある前半だった。
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前半は悪くなかったが後半力負け

 後半開始早々、久しぶりに先発出場を果たした田中亜土夢がGKと一対一になる決定的なシーンを作り出す。しかし左足で蹴ったボールはゴールの枠に飛ばず。あれが決まっていたら流れが変わったと考えてしまうのだが、その後、足が止まった新潟は浦和の攻撃に耐えられず、阿部に2点を決められ力負け。
 点が入らなければサッカーは勝てない。新潟がJ1に留まれたのは、毎年10点以上得点できるブラジル人のFWがいたからだ。なんとかW杯の中断期にフロントは残り試合で10点以上ゴールを量産できるブラジル人FWを連れてこないと本当に降格してしまうと思う。
 通算観戦成績24勝19敗20分。
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初勝利は遠く [アルビレックス新潟]

 スタートダッシュに失敗した新潟は得点力不足に悩まされ浮上のきっかけがつかめない。前節のアウェイ湘南戦は、新潟をJ1に昇格させた反町監督との対決ということで、そこそこ注目され、昇格チームを叩いて波に乗るプランであったにも関わらず、0-2と完敗してしまった。
 今日の大宮戦では、昨年までの守護神・北野が大宮のゴールマウスに立つ。初めて、アルビレックス新潟のゲームを見たのは2006年シーズンの後半からだった。その年、北野は人気でも新潟でナンバー1だった野沢から正GKの座を奪い、その後その位置を不動のものにした。昨年オフから移籍の制度が変わり、その煽りをモロに食らったのが新潟だったが、まず最初に移籍が報じられたのが北野だった。北野の移籍の真意はいまだにわからない。大宮には悪いが、成績では新潟のほうが上だ。タイトルを求めてという理由は見当たらない。まして、レギュラーの北野が出場機会を求める必要もなく、給料だってそんなに変わらないと思われる。その北野は大ブーイングで迎えられた。
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 今日はサッポロビールサンクスデーということで、バックスタンドでは恒例となった★のコレオが見られたが、昨年は一階と二階とで大きな星を登場させたのに、今年は一階席のみ。観客動員の低下もかなり深刻である。
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 さて、肝心のゲームはどちらとも大きなチャンスをつかめずに前半を折り返す。これまで大宮との試合は何度も見てきたが、いつもゴールが決まらないロースコアなことが多い。
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 後半、大宮の足が止まると新潟のカウンターが決定的な場面を何度か作るが、ここで北野のビッグセーブにやられてしまった。一番見たくない展開。結局、北野のゴールマウスをこじ開けられずにスコアレスドロー。得点の匂いが感じられない中、新GK東口の頑張りくらいが光明。
 通算観戦成績24勝18敗20分。
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2010年ホーム開幕戦 [アルビレックス新潟]

 2010年のホーム開幕戦を迎えた。今シーズンのアルビレックス新潟は監督の交代と主力選手4人の流出ということもあり、前評判がすこぶる悪い。前評判が悪いこと例年のことなのだが、開幕戦を落とし、ホームでは昨年の6月から勝っていないので早く勝利が欲しいところだ。 
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2010年のホーム開幕

 対戦相手はジュビロ磐田。かつては無敵を誇った磐田もここ数シーズンは低迷している。前節の開幕戦も昇格してきた仙台に苦杯をなめた。エースの前田がこの試合から復帰するので要注意だ。
 新潟は絶対的な守護神だった北野と不動のセンターバックだった千代反田が移籍した。昨年リーグ2位の失点を誇った新潟の守備陣が新しい配置でどこまでやれるかがポイント。GKは黒河。かつてはオリンピック代表にも選ばれ、清水でもレギュラーだったが怪我に泣き、しばらくJリーグの試合には出ていない。数年ぶりにつかんだこのチャンスをものにして欲しい。
 前半はお互い、決定的なチャンスをつかめず、新潟がやや耐えながらという展開。栃木から復帰した河原の強烈なミドルを相手GKのスーパープレーで阻まれたシーンが見所だった。
 後半に入ると新潟がペースをつかみ、セットプレーからミートはしなかったものの大島のヘッドがゴール隅に転がり待望の先制点。ここから新潟が怒涛の攻撃を見せ。三門のミドルシュートなど入ってもおかしくないシーンの連続。
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残念ながら引き分け

 磐田の強力FWも今日はあまりかみ合っていないようで、昨年はゴールを量産したイ・グノも前田もそれほどの怖さはない。このまま新潟がゲームをものにすると思われたが、ここでアクシデント発生。なんとゴールまで矢野と黒河が接触。GKの黒河が負傷退場となり控えの東口がスクランブル発進。
 ゴールキーパーの交代で明らかにゲームの流れが変わってしまった。交代直後にセットプレーから同点ゴールを許してしまう。その後東口は良く頑張ったが残念な引き分け。新チームもやれそうな手ごたえはあったがやはり勝点3が欲しいホーム開幕戦だった。
 通算観戦成績24勝18敗19分。
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このスタジアムの誇りを取り戻せ! [アルビレックス新潟]

 2009年シーズンも最終戦を迎えた。前半は3トップが機能し、一時は首位に立ったアルビレックス新潟だったが、ペドロ・ジュニオールの電撃移籍、夏場の失速、ホームでの不調などにより気がつけば、賞金獲得を争う位置。
 そして、鈴木淳監督の退団が発表され、ディビットソン・純・マーカス、松尾直人両選手の退団も明らかなっての最終戦。相手は、開幕戦で快勝したFC東京。なぜかFC東京のサポーターは大挙して新潟入り。浦和ほどではないが、その次には多かったと思う。
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2009年ホームラストゲーム

 さて、試合の入り方は悪くなかった。何度かチャンスをつかんだが、一発のカウンターと中村北斗の見事なボレーで先制されてしまう。ピッチ状態が良くないことや、マルシオ、大島といった攻撃の中心になる選手が不在の新潟はセカンドボールが奪えず、パスもつながらない。東京のミスに助けられてなんとか拮抗したゲームになっているが、今シーズン、ホームで何度も見てきた0-1で負けるパターン。
 後半もかなり新潟に支配されていたが、マーカス、松尾といった退団する選手を投入。そして、ロスタイムになんと松尾の惜別同点ゴールが生まれる。なんとか負けずに終わったという感じだったが、松尾のゴールと押せ押せのロスタイムに、久しぶりにスタジアムの一体感を感じた。
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最後は監督の胴上げ

 最終戦はセレモニーが行なわれるが、ゴール裏で選手会長の内田が、不甲斐なかったホームでの戦いを振り返れながら「来年はこのスタジアムの誇りを取り戻そう!」と訴えた。この言葉を信じて来季も応援を続けよう。
 通算観戦成績24勝18敗18分。

余談
 アルビレックス新潟の鈴木監督が退団となった。成績も悪くなかったのに残念だ。新潟に来て、新潟を応援し始めた時から、鈴木監督だったので、初めての監督交代を経験することになる。初めて、練習を見学に行ったとき、練習後に鈴木監督がトンボをもってグランドを整備していたのが忘れられない。J1の監督でもこんな雑用をするのかと驚いたものだ。遠くから「応援してます!」と声をかけると「ありがとう!」と答えてくれたのも嬉しかった。私が鈴木監督を高く評価しているところは、試合後の記者会見等で、絶対に審判に対してクレームをつけたり、ミスジャッジを敗因にしないという点だ。サポーターの視点から、ひどいジャッジや審判に壊された試合はたくさんあったが、鈴木監督は決してそういうことを口にしない。Jリーグの監督には、特に外国人監督には、そのようなコメントをよく目にする。鈴木監督は本当にフェアプレーの人だったと思う。

 そして、4番ディビッドソン・純・マーカス。以前在籍した大宮でも、レンタル先だった神戸でも札幌でもレギュラーで実力は申し分なかったと思うが、アルビではスタメンとしての出場はなく不本意だったと思う。マーカスは、素晴らしいクリスチャンで、試合の前後には、何度かメールのやりとりをさせてもらった。私の教会に来たいと言ってくれた。その機会はかなわなかったが、まだまだ、フットボールプレーヤーとして活躍してくれると思う。もちろん、ずっと応援するよ。
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寒いスタジアムで寒い試合 [アルビレックス新潟]

 2009年リーグ戦も残り3試合。現在6位の新潟は連勝してACL出場権獲得を目指したい。ホームではなぜかなかなか勝てない新潟だが、前節の磐田戦は相手のシュートを2本に抑えて完勝。天皇杯も初のベスト8に進出するなど勢いが戻ってきた感じだ。このまま久しぶりにホームで勝利をつかみたい。
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寒々しいスタジアム

 一方、対戦相手の柏レイソル。この試合の結果次第では降格となる絶体絶命状態。千葉からは1500人もの大サポーターが新潟に終結。まさに負けられない戦いだ。
 この時期の新潟は見事な悪天候。強風、降雨、寒風とピッチ状況も観戦環境も最悪の一戦。さすがに来場者数も余裕で三万を切るほど少なかった。
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たくさんの柏サポが来ました

 さて、ゲームの入りは悪くなかった。開始早々、エースの矢野が二人を交わしてシュート。いきなり決定機をつくる。その後も、絶妙な飛び出しでチャンスを作るがゴールを割ることができない。マルシオのシュートシーンでは柏のDF4人がスライディングを仕掛けてくる、まるでキャプテン翼の1コマのような必死のディフェンスを見せる。すると、フランサがワンチャンスをものにし、内田との競い合いに勝つと、ゴールに流し込んだ。押し気味に進めながらまさかのビハインド。決めるときに決めないとこうなってしまう。さらにマルシオの負傷交替で前半を終了。
 後半は積極的になるかと期待したが、マルシオ不在の中盤はボールをコントロールできず、セカンドボールもほとんど柏に取られる。チョ・ヨンチョルとエベルトンを投入し、3トップになってからは、前ががりに攻めたが、なぜかシュートが枠に飛ばない。結局0-1で終了。
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はい、試合終了

 これで、4位以下9位以上が決定した。残念だ。なんとか天皇杯で優勝してACLの出場権をつかんでもらいたい。しかし、マルシオの怪我は心配だ。
 通算観戦成績24勝18敗17分。
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