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バッテリー [映画]

 岡山に住んでいた時の知り合いから映画のチケットが送られてきた。なんでも岡山が舞台の映画ということで、付き合いで前売り券を買わされたらしいのだが、見に行く時間がないということで我が家に届けられた。
          
                岡山が懐かしい。健全な映画でした。
 その映画は「バッテリー」。少年野球チームのエースピッチャーだった巧の家族は、病気の弟の青波の療養も兼ねて母の実家のある岡山県の田舎町に引っ越してくる。その町の野球チームのキャッチャー・豪との出会いにより、最高のバッテリーを組むことを確信する。やがて中学校に進学し、野球部に入部する巧だが、先輩やコーチと衝突する。野球を通じて友情を育み、少年達の成長を描いた青春映画。
 さわやかな映画であるが。設定やストーリーはかなり古典的。鬼コーチや先輩の逆恨みによる暴力などお約束通りという感じであるが、風紀委員による校則チェックには参った。と、まぁベタな場面満載だが、タイトルであるバッテリーの成長だけではなく、母と息子の確執と回復が描かれている点は面白い。野球の試合やライバル対決は設定にかなり無理があると思うが、健全な映画。岡山の景色と岡山弁がたまらなく懐かしかった。
 満足度★★☆


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