スーパーサイズ・ミー [映画]
肥満は現代社会の大問題。私も無関係を装うことはできない。一時期、慣れない海外生活で7㎏くらい体重が落ちたこともあったが、日本の生活に戻り、また黄色信号だ。
さて、アメリカでマクドナルドが原因で肥満になったとマクドナルド社を訴える裁判があった。この映画は、この出来事をきっかけに、映画監督自らが被験者となったドキュメンタリー映画。一日三食、マクドナルドのメニューで過ごす。もし、スーパーサイズを勧められたら、スーパーサイズをチョイスというルール。この生活を一ヶ月続けたら、どれだけ太るのかという実験。医師と栄養士によるチェックを受けながら進められたこの実験。どのくらい太るのか?という興味と裏腹に、監督のモーガン・スパーロックの肉体は蝕まれ、ドクターストップがかかるほど危険な状況に…。
バカバカしいけど勇気ある人体実験。
非常に恐ろしい話であるが、それは、これが事実であるから。軽快な音楽や、ウイットに富んだコメント、興味深い有識者の談話など織り交ぜながら組み立てられた見ごたえのある作品。たまには、ファーストフードが食べたくなるけど、これを見たらメガマックは注文できなくなる。
満足度★★★☆
この映画、栄養学概論の授業で観ましたよ。
「ファーストフードは健康によくない」って100回言われるより、この映画をを1回見たほうが説得力ありますよね。
私もこれを観てからマクドナルドから足が遠のきましたよ…。
by わだみ (2007-06-22 02:10)
わだみさん、コメントありがとう。
この映画が大学の教材になっていたとは驚きです。確かに説得力はあるけど、教材としてはいまいち品がないような気がしないでもないですが、伝えるという点では優れていると思います。
by しゅじ (2007-06-22 22:55)