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荒れた試合 [アルビレックス新潟]

 シーズンが始まり1ヶ月以上経ったが、アルビレックス新潟は9試合消化し、未だ勝ち星なし。勝点2と最下位に低迷する体たらく。しかし、柏、ガンバとアウェイ2連戦を引き分け、ここ3試合は引き分けと負けなくなってきている。そして、ここに来てFWアレッサンドロが連続ゴールを決め、怪我で出遅れていたマルシオ・リシャルディスが復帰し、ようやく光明が見えてきた。
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今日の対戦相手はJ2から昇格の京都サンガF.C.

 さて、リーグ戦第7節の対戦相手は京都サンガF.C.。J2からの昇格組みだ。開幕前の評判は必ずしも高かったわけではないが、鹿島から柳沢、千葉から佐藤、ガンバからシジクレイといった即戦力補強が功を奏し、現在5位と好成績を収めている。しかも、新潟はJ1では京都に勝ったことがない。出だしでつまずいたアルビレックス新潟だが、今日からの3連戦は京都、札幌、東京VとJ2から昇格してきたクラブとの対戦が続く。ここで連勝して遅れを取り戻したいところだ。
 試合開始。スタメンが予想されたマルシオはベンチスタート。GKの北野は見慣れないグレーのユニホームだった。始まってすぐに高卒ルーキー・小暮のおしいループシュートがある。今日の試合の入りは良い。開始4分、サイドに駆け上がった松下からのクロスをアレッサンドロがヘッドで合わせ先制。ついに、アレッサンドロは覚醒か?
 前半はとにかく良かった。DFも体をはって守備に徹していたし、松下やアレッサンドロにも惜しいシュートがあった。特に松下は攻撃も守備も冴えていた。ダヴィもするどいドリブルとフェイントで相手を抜き去る場面があり、持ち味を発揮していた。終了間際、京都の守備の要・シジクレイが二枚目のイエローで退場。今思えば、これが嵐の始まりだった。
 後半、一人少ない京都に対して新潟の猛攻が見られると期待していたが、システムを変更してきた京都に対応しきれず、攻め込まれるシーンが増えてきた。前半のようにセカンドボールを拾うこともできず。パスも通じず、足も止まってしまった。満を持してマルシオをピッチに送る新潟。スタジアムのボルテージは上がったが、流れを変えることは出来ず。
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なんと京都は三人退場!

 しかし、京都はアタリバ、増嶋が続けて退場となり、なんと11人対8人の戦い。しかし、新潟はボールをキープするのもままならず、なんとか逃げ切って今季初白星という結果。
京都戦3.jpg

ピッチもオレンジが一目で多かったけど…

 はっきり言って、後半のサッカーは不甲斐ない。数的有利を全く生かせず、なんとシュート0本。ここまで勝ち星のない新潟なので、リスクを冒して攻めることはせず、キープして勝ちにいくというセオリーは理解できる。しかし、シュート0というのはいただけない。もっと戦う姿勢を見せて欲しかった。
 最下位の新潟はとにかく勝ちたかったのだろう。しかし、新潟の目標は5位以内だったはずだ。得失点差-8を縮めるチャンスだったのだ。本気で5位以内を目指しているのなら攻めて欲しかった。
 3人もの退場者を出した京都は審判に恨みを言いたいだろう。確かに判定には不可解なものが多かった。そういう意味でもつまらない試合で張った。そして、数的不利な中シュートを打ち続けた京都のサッカーはある程度評価できる。しかし、今日の京都はラフプレーも多かった。好調だった松下が予定外に交替を強いられたのも接触プレーによる負傷だった。
 とは言え今季初勝利。ここから一気に上昇気流に乗って行きたい。天気も悪かったが、ついに3万人を切ってしまった観客数も心配。
 通算観戦成績12勝8敗6分。
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