五十沢温泉 ゆもとかん

　以前から行ってみたかった温泉の一つが「五十沢温泉・ゆもとかん」だ。売りは何と言っても大量掛け流しの混浴露天風呂だ。

　
　

かなりの大型旅館

　たどりついてみて、想像以上の大型旅館だったのでびっくり。入浴料の500円を払い、大浴場へ向かう。ここの大浴場と露天風呂は混浴なので撮影は禁止。なので写真はありません。
　混浴については色々な意見があると思うが、私は基本的に肯定派である。岡山にある真賀温泉に行った時に、混浴の幕湯とそこから引かれている男湯に入ってみたがその泉質の違いに唖然とした。お湯が出ている場所は一箇所であり、そこを分けてしまうと泉質が落ちてしまうことを実感した。最高の泉質を求めたら混浴だというのはあり得ると知ったからだ。

　

これは男湯

　さて、ゆもとかんであるが、噂どおりかなりの量の掛け流しであった。お湯もほのかに硫黄の匂いがする良泉。大浴場も露天風呂も大きくて驚いた。しかし、この混浴風呂は一般の女性にはハードルが高すぎると思われる。もちろん、この日は男性客しかいなかった。
　離れたところに、男女別の浴室もあるので当然、そっちにも入る。ここも撮影禁止と書いてあったが、誰もいなかったので写してみた。こちらも硫黄臭を感じられる掛け流しのお風呂。浴槽もかなりの大きさ。これで500円というのはお徳だと思う。

　

湯量は豊富。かなりの掛け流し。

　このゆもとかん。お湯はかなり良いと思う。しかし、旅館としての魅力はどうなのか？ちょっと館内を歩いたが一昔前のさえない大型旅館と言う感じ。大きな混浴風呂が自慢と思われるが、本当に混浴は必要なのだろうか？男女別のお風呂とさほど泉質の違いは感じなかった。圧倒的な湯量と、東京からも近いという立地条件。洒落た貸しきり風呂付の客室を作り、美味しい食事を用意したらかなり評判の良い温泉宿に生まれ変われると思うけど、余計なお世話かな。
　おススメ度★★★★