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マーサの幸せレシピ [映画]

 最近リメイクされた方が話題のようだが、ひょんなことでオリジナルの方の「マーサの幸せレシピ」を見てみることになった。
 ドイツ・ハンブルグにある洒落たレストランの一流シェフ・マーサは自分の料理には絶対の自信を持つ。自分の料理を認めない客にはケンカ腰の応対だ。そのため、オーナーからは「街で二番目のシェフ」と呼ばれている。30代でキャリア志向の強いマーサは料理の事しか頭になく、デートを楽しむこともなく、カウンセラーの精神科医にも一方的に料理の話をするだけで心を開こうとはしない。
幸せレシピ.jpg
 
心の変化が静かに描かれています

 そんな彼女に転機が訪れる。シングルマザーの姉が交通事故で突然他界し、残された一人娘のリナとの共同生活が始まる。母の突然の死を受け入れることが出来ず、食事をしないリナに自分の姿を見る思いのマーサ。そんな中、彼女が勤めるレストランに産休に入る同僚の後任として陽気なイタリア人シェフのマリオがやってくる。自分と正反対のマリオにマーサは嫌悪感を示すのだが、マリオが作ったパスタをリナが美味しそうに食べたのだ。このことをきっかけにマーサの心に、そして人生に変化が起こってくる。
 展開やストーリーは面白い。登場人物の心の変化が非常に静かに描かれている。たぶん、リメイクされた方は、もっとドラマチックに描かれているのではないかと予想するのだが、この静かさがドイツ人のフィーリングなのかな?ちょっと物足りない感じがしないでもないけど。
 満足度★★☆
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