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関温泉 せきぜん [温泉]

 関温泉の訪問は二度目である。小さな温泉街ではあるが全館が掛け流し宣言をしている注目すべき温泉地である。しかし、平日に訪ねると、閉ざされている旅館もあり、その中で入浴できますという看板を掲げていた「せきぜん」を訪ねる。
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関温泉へ再訪

 玄関には誰もおらず、帰ろうとしたら、突然インターホンから声が聞こえて浴室へ案内された。ちなみに入浴料は500円。ここは露天風呂もあるらしいが、冬季は閉鎖ということ。
 浴室は湯気でいっぱいになっていたが、浴槽には源泉がドバドバ注ぎ込まれている。お湯はかなり透明度が高いが、関温泉らしくやや赤みをおびていて、鉄分の味と香りがする。肌触りはややキシキシとした感じ。源泉の投入量も多く、泡つきを感知。
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お風呂は平凡なつくり

 非常に、気持ちの良いお湯ではあるが、湯船からお湯がこぼれていく気配がない。関温泉は完全掛け流しのはずなのだが、この泉質だとタイルなどに成分が付着するので、それを嫌がってどこかにお湯の流れ口あるのかと探してみる。すると、浴槽の端のほうの穴からお湯が吸い込まれてゆく。「??????」。関温泉は完全掛け流しのはず?なので循環の吸水口などあるわけがない。傾斜のキツイところに立てられた旅館なので、それを利用してお湯を廃棄しているのだろうか?しかし、お湯の中にも吹き出し口があって、加熱されたお湯が投入されている。「???????」。・・・もしや、これは循環なのか?
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湯口のオブジェが温泉のスペックを物語る

 お湯の鮮度は良く、塩素臭も感じない。しかし、消すことのできない循環疑惑。簡単に館内を見てまわったがお湯の使い方についての掲示は何もなかった。しかし、いたるところに完全掛け流し宣言のポスター。科学的に源泉掛け流しを証明と書かれてある。掛け流しは露天風呂のことなのかなぁ?それとも、内湯も掛け流しなのだろうか?
 入浴後の温まりも良く、非常に良いお湯であったが、循環疑惑を抱きつつ帰路につく。
 おススメ度★★★☆
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