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このスタジアムの誇りを取り戻せ! [アルビレックス新潟]

 2009年シーズンも最終戦を迎えた。前半は3トップが機能し、一時は首位に立ったアルビレックス新潟だったが、ペドロ・ジュニオールの電撃移籍、夏場の失速、ホームでの不調などにより気がつけば、賞金獲得を争う位置。
 そして、鈴木淳監督の退団が発表され、ディビットソン・純・マーカス、松尾直人両選手の退団も明らかなっての最終戦。相手は、開幕戦で快勝したFC東京。なぜかFC東京のサポーターは大挙して新潟入り。浦和ほどではないが、その次には多かったと思う。
最終戦1.jpg

2009年ホームラストゲーム

 さて、試合の入り方は悪くなかった。何度かチャンスをつかんだが、一発のカウンターと中村北斗の見事なボレーで先制されてしまう。ピッチ状態が良くないことや、マルシオ、大島といった攻撃の中心になる選手が不在の新潟はセカンドボールが奪えず、パスもつながらない。東京のミスに助けられてなんとか拮抗したゲームになっているが、今シーズン、ホームで何度も見てきた0-1で負けるパターン。
 後半もかなり新潟に支配されていたが、マーカス、松尾といった退団する選手を投入。そして、ロスタイムになんと松尾の惜別同点ゴールが生まれる。なんとか負けずに終わったという感じだったが、松尾のゴールと押せ押せのロスタイムに、久しぶりにスタジアムの一体感を感じた。
最終戦2.jpg

最後は監督の胴上げ

 最終戦はセレモニーが行なわれるが、ゴール裏で選手会長の内田が、不甲斐なかったホームでの戦いを振り返れながら「来年はこのスタジアムの誇りを取り戻そう!」と訴えた。この言葉を信じて来季も応援を続けよう。
 通算観戦成績24勝18敗18分。

余談
 アルビレックス新潟の鈴木監督が退団となった。成績も悪くなかったのに残念だ。新潟に来て、新潟を応援し始めた時から、鈴木監督だったので、初めての監督交代を経験することになる。初めて、練習を見学に行ったとき、練習後に鈴木監督がトンボをもってグランドを整備していたのが忘れられない。J1の監督でもこんな雑用をするのかと驚いたものだ。遠くから「応援してます!」と声をかけると「ありがとう!」と答えてくれたのも嬉しかった。私が鈴木監督を高く評価しているところは、試合後の記者会見等で、絶対に審判に対してクレームをつけたり、ミスジャッジを敗因にしないという点だ。サポーターの視点から、ひどいジャッジや審判に壊された試合はたくさんあったが、鈴木監督は決してそういうことを口にしない。Jリーグの監督には、特に外国人監督には、そのようなコメントをよく目にする。鈴木監督は本当にフェアプレーの人だったと思う。

 そして、4番ディビッドソン・純・マーカス。以前在籍した大宮でも、レンタル先だった神戸でも札幌でもレギュラーで実力は申し分なかったと思うが、アルビではスタメンとしての出場はなく不本意だったと思う。マーカスは、素晴らしいクリスチャンで、試合の前後には、何度かメールのやりとりをさせてもらった。私の教会に来たいと言ってくれた。その機会はかなわなかったが、まだまだ、フットボールプレーヤーとして活躍してくれると思う。もちろん、ずっと応援するよ。
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