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三俣細越温泉 街道の湯 [温泉]

 越後湯沢は微妙な温泉地だ。新幹線も高速道路も東京から直結という立地条件からバブル期にはリゾート地としてブレイクした。さらに川端康成の「雪国」の舞台でもあり、観光地として申し分ない。そして、たくさんの温泉旅館や共同浴場。しかし、結論としては微妙なのだ。
 まず、掛け流しの温泉施設が極めて少ない。あるにはあるが、その入浴料が高いのだ。越後湯沢は全国の温泉ファンが歓喜する要素をふんだんに持ち合わせていながら、それを生かしきれていない残念な温泉地なのである。
街道の湯1.jpg

国道沿いの入浴施設

 その典型的な施設が「街道の湯」。湯沢の町中から三国峠に向かう国道沿いにある。車を使うのであればアクセスは極めて良い。かなり山を登ったところでもありロケーションも良い。500円で露天風呂も楽しめるなんて、ほとんどの人は大喜びするはずだ。はっきり言って設備も雰囲気も悪くはない。
街道の湯2.jpg

良い感じの露天。しかし塩素臭が…。

 しかし、肝心のお湯がダメなのだ。一見、掛け流しにも見える。実際、そこそこのオーバーフローがあるので掛け流しと見なす人もいるだろう。しかし、内湯も露天も強力な吸い込み口がしっかり仕事をしている。しかし、一番残念なのは、浴室に入るやいなや、鼻が曲がるほど感知してしまう塩素臭。露天までも匂いがする。これはいただけない。循環であっても、オーバーフローがあって塩素臭を感じなければ、かなり気持ちよく入れるはずなのだが…。
街道の湯3.jpg
 
良い感じの内湯。しかし塩素臭が…。

 もし、この温泉が源泉掛け流しであったなら、日本中の温泉マニアから賞賛される、それだけの条件が揃っている温泉なのだ。それだけにもったいない。本当に残念だ。
 おススメ度★★
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