Blood relation [ノンセクション]
三が日の今日、生まれた町へ出かける。この町の老人ホームに入所している祖母を訪ねた。近くにいながら、もう1年以上も訪ねていなかった。
この老人ホームの廊下を歩き祖母を訪ねた
祖母は89歳。数年前から寝たきりになり、もう話をすることもない。でも今日はしっかりと目を開け、穏やかな表情で私の言葉やひ孫の言葉を聞いていた。当たり前だが、彼女がいなかったら、私も、私の子ども達もこの世には存在しない。不思議な血のつながりと、かけがえの無い祖母の存在を感じた。
少しだけ離れた生まれた町は、今、住む町よりもたくさん雪が積もっていた。
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