ホーム初黒星

　今日の試合を終えるとリーグ戦はW杯予選のために約一ヶ月の中断期間に入る。現在、暫定ながら3位という好位置につけている新潟だが、ホームできちんと勝って中断期を迎えたいところだ。

　

本日は息子がハイタッチ

　対戦相手は清水エスパルスということ、今季ホームでは初めてのオレンジダービー。清水は、オフに大きな補強をしたと思っていたが、新戦力がまだフィットしていないらしく、引き分けが多い結果となっている。今週はナビスコ杯をアウェイで行い、中二日という強行日程で新潟に乗り込んできた。一方の新潟は、ナビ杯がお休みということもあり、一週間、移動も無く準備できたはず。けが人も、出場停止者もなく、ベストで臨めるわけで、有利であることは間違いない。　
　ゲームは、拮抗した展開で前半が進む。清水は新潟をかなり研究したと見え、攻撃の中心であるマルシオやペドロ、矢野がボールを持つとすぐに２～3人でマークに来る。今までならペドロの個人技でそんな状況も打開してきたのだが、今日は、そんなに上手くいかない。しかし、サイド攻撃を有効に使い、新潟の攻撃の形はできているのだが、どうにも、クロス、シュートの精度が悪く、ビッグチャンスにならない。

攻めるもゴールを割れず

　0対0で折り返した後半、絶好の位置でFKを献上してしまい、山本に見事なゴールを奪われてしまう。これは蹴った本人を褒めるしかない。
　先制されて、さらに攻撃を仕掛ける新潟だったが、泥臭く守備を固める清水に対してシュートは放つもののゴールを奪えない。選手交代も実らず、ついに0-1でエンド。
　今日は清水の作戦にハマッてしまったという印象。攻撃がフィットしていない清水にしてみればFKをものにするのが最大のチャンスだったはず。そしてファールの多い新潟はその餌食となってしまった。先制したら引いて守るというアウェイでの戦い方をセオリー通りに展開した清水に勝点３を奪われてしまった。

サンバのリズムで大喜びの清水サポ

　勝って後半に入れないのは残念だし、勝ちきれないことが多くても、今季は負けていないホームで土がついたのも残念だ。ただ、開幕前の予想に比べれば考えられないほど良い結果を出していると言えるだろう。今日のように引いて守る相手に対してもなんとかゴールをこじ開けるようなサッカーを後半は見せて欲しい。
　通算観戦成績22勝12敗13分