夕日の中

　やっと春を感じるような穏やかな日が続いた。副産物として黄砂や花粉などが飛び始め、すっきりしないのが残念。すっきりしないのは体調だけではなく心境も？
　今日は健康診断を受けた。メタボリック検診には引っかからずに済んだが、視力が落ちていたのがショックだった。特に、右目だけが落ちていたのが腑に落ちない。平均寿命に換算すると人生も半分を終えたので、これからは体の色々なところにガタがくる一方なのだろう。
　このところ、健康診断を受けたり、クレペリン検査をやらされたり、東京の本社に呼ばれたり、落ち着かない日が続いていたが、4月から正社員として働くことになりつつある。牧師として迎えたいと誘ってくださった教会もあり、前向きに考えてみたけれど、明確な確信が得られず、入社試験を受けてみた。30代後半で中途入社を認めてくれるのは異例のことらしいので、道が開かれたということは、神様が許可したことなのかなと考え、進んでみようと思っている。
　鉄橋にかかる綺麗な夕日が少しだけ気持ちを和ませてくれる。

夕日と鉄橋

コロビバテレンノユウウツ

　台湾で働くS宣教師の報告会に出かけた。S宣教師との出会いは学生時代に遡る。S宣教師は宣教地で体調を崩し、しばらく帰国療養をしていた。ちょうど、私が英国体調を崩し、宣教師を退いた時期と重なったこともあり、情報交換をしたりしたこともあった。
　今日の集会は、メッセージも宣教報告も素晴らしかった。しかし、私と違い、苦難を克服し、一期間、宣教師としての働きを成し遂げたS宣教師の話を聞くことは、ちょっと苦々しくもあり、複雑な気分だった。本日、未熟者。
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　S宣教師と数年ぶりの再会。集会は素晴らしかったけど…

clash!!

　粉雪が舞い散る休日。ちょっと出かけようと愛車のエンジンをかけた直後アクシデントは起きた。昨晩はかなり気温が下がっていたのでサイドブレーキを引かず、ギアを１速に入れたまま止めておいたのをすっかり忘れていた。普通はノッキングして車はエンストするものだが、運悪く、我が家の駐車場はちょっと坂になっているため、無人の車は10メートル先の向かいの家の壁に激突。あっという間の出来事だった。
　仕事関係の車屋に電話して、修理を依頼するが、夕方、約20万円の修理代見積もりのファックスが送られてきた。Oh!No!!
　予期せぬ不運に見舞われると、一体、神様はこのことを通じて何を教えようとしているのだろうか？という思考が働く。そのように考えることは悪いことではないと思うが、しかし、一歩間違えると信仰的思考なのか、単なるこじつけなのかわからなくなってしまったりもする。
　今回の出来事は、明日の説教準備の前に、車の修理のことで心を騒がせ、聖書の言葉に集中させないようしようとするサタンの攻撃ということで、私の中では整理をつけた。そう、私は明日、数年ぶりに礼拝の講壇に立つ。
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　つららに気をとられていたわけではないけれど…

燻

　2007年。私のこの1年を振り返って漢字一文字で表すなら

　燻

　その心は？それは、来年、書きます。
　では、良いお年を。

忘年会の夜

　会社の忘年会だった。しかし、鬱陶しい上司には内緒の同僚だけの忘年会。あまり気を使わずに済むので助かるが、相変わらず不思議な会社だ。それにしても、十数年ぶりに居酒屋とかスナックに足を踏み入れた。居酒屋は雰囲気もメニューも進化を感じられて驚いた。タバコの煙もほとんど感じないくらい強力な換気が施されていた。しかし、二次会で付き合わされたスナックは悪い意味でタイムスリップしたかのようなどうしようもない店舗だった。でも、私の好奇心を満たすには十分な体験だった。
　お酒が入っていたからだと思うが、一緒に働いている人たちからは早く正社員になるようにとハッパをかけられた。嬉しくないわけではないが、ちょっと複雑。ま、そのへんは色々と考えてはいるんだが、来年の早々には、少しは見えてくるかな。

gallon

　大量の情報が垂れ流されている毎日。テレビ画面のニュースの出来事も、リアリティなく頭の中を通り抜けてゆく。
　原油高騰の煽りを受けて、毎月ガソリンの価格が上昇する中で、アメリカに無償で給油活動をするおめでたい自衛隊の活動を続けるかどうか？ということを国会で話し合おうとしているようだが、このニュースの中でたびたび登場する「ガロン」という単位。無知な私には、さっぱり分からないので辞書で調べてみた。すると驚くべき発見。１ガロン＝約4.546リットル（イギリス）、１ガロン＝約3.785リットル（アメリカ）と書いてある。１ガロンと言ってもイギリスとアメリカでは全然、量が違うではないか！？ちなみに、日本はアメリカの数量を用いているらしい。どこまでも亜米利加寄りなJAPAN。
　で、今は給油量の誤りが問題になっているみたいだが、２０万ガロンとは約75.7万リットル!?それが、キティホークの一日の消費燃料って、燃費悪すぎ。給油活動を止めて、ガソリンの価格の上昇を食い止めて欲しい。

季節が変わる

　気がつけば9月も最後の日になっていた。急に秋らしい天候になったが、ちょっと前までは真夏日を記録していたので、先週との寒暖の差は15℃くらい。別に寒いほどの気温じゃないのに、これだと寒く感じる。　
　なんとなく9月も終わり、なんとなく10月を迎えようとしているが、考えなくてはならないことや、決めなくてはならないことがある。しかし、そんな現実に積極的に向かい合う気持ちになれない今日この頃。

アベヤメル

　お昼ごはんを食べて、ボーっとしていた昼休み。そろそろ仕事に戻ろうと思っていた頃携帯電話が鳴る。外出中のIさんだ。
　「アベがヤメルって言ってるよ。」
　Iさんは、とても良い人だが、伝達するのが少々苦手なところがある。
　「はて？アベなんて人、うちの会社にいないし、取引先のアベさん？でもなんでIさんからそんな話が？」と不思議に思って「アベって誰？」と聞くと、
　「ほれ、もうすぐラジオで辞めるって発表するって言ってるよ。」
　ますます、意味不明だったが、ラジオを付けてやっとわかった。わかったと言っても状況がわかっただけで、何で、このタイミングで辞めるのかは全く分からない。ブログで政治のことはあまり書くつもりはないが、最後までガッカリさせててくれた首相だった。こんな辞め方をする人がリーダーだったとは実に恥ずかしい限りだ。
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　総理だけでなく政治家も辞めていいです
　とにかく、びっくりする出来事だったが、私にとっては今日未明にアルビレックスの矢野が日本代表初ゴールをロスタイム逆転弾で叩き込んでくれたことの方が重要な出来事だったのにスポーツニュースの扱いが小さくなっていい迷惑だ。

Age38

　　　　　　　　　
　Happy Birthday僕。おかげさまで30代も後半真っ只中。あいかわらず、何処に転がるか分からないような生き方が続いているが、不惑と言われるまで、まだ2年くらいあるみたいだから、まだ惑ってみよう。

誤解

　今日は珍しくビジネス街で営業活動。今月は、ビジネス街に出かけることが多くなりそうだ。そして、人生二度目の号外を受け取る。久間防衛大臣の辞任のニュース。最後の防衛庁長官であり、初代防衛大臣のお粗末な終焉。
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　辞任は「しょうがない」？
　くり返される政治家の失言。そのたびに怒りを覚えるのが「国民に誤解を与え」との釈明。「誤解」とは広辞苑によれば「意味を取り違えること」とある。つまり、国民は意味を理解していないと言っているのだ。
　国民をバカにするな～！！ 　
　国民は、誤解なんかしていないぞ。正しく、その愚かな発言を理解し、わが国の閣僚に相応しくないと反応しているのだ。誤解しているのは国民ではなく久間だ。
　そもそも、言葉のプロである政治家が失言をするということは、将棋に喩えるなら「二歩」であり、囲碁に喩えるなら「待った」である。それはプロが犯すということなど到底考えられない即刻、負けになる反則である。言葉のプロである政治家である以上、言葉の失敗は即、辞任というのは至極当然のことである。「職務を遂行することで挽回して欲しい。」などと酔狂なこと言い続け、失言大臣を多数任命した総理大臣も即刻辞任していただきたい。