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秋の憂鬱 [ひとりごと]

 今日も良い天気だった。思いっきり寄り道して、働いている町を見下ろすことのできる山に登った。山は見事に秋の彩りだ。まだ、風は冷たいというほどではない。
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働いている町が小さく見える

 最近、仕事に対するモチベーションがグッと下がった。もともと高いモチベーションなんて持ち合わせていなかったけど、私の中では深刻な状態でもある。
 職場で、重大な不正を知ってしまった。そのことも私を悩ませているが、懲戒を逃れるために姑息な手段で保身に走りもみ消そうとしている役員たちの行動に辟易している。私が大人になり切れていないだけと笑われるかもしれないが、笑われたら、もっと意固地になるだろう。
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山はすっかり秋

 これからのことばかり考えているのには、そんな事情があったりもするが、柔らかな秋の日差しと山に吹く心地よい風が少しだけなぐさめてくれる。
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木漏れ日 [ひとりごと]

 久しぶりに太陽が顔をのぞかせた。秋らしい優しい日差しに誘われて、色づた葉っぱを見ながら、なんとなく考え事をしていた。
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 考えることは、いつも同じだが、それは、これからのこと。もう、何年もこれからのことを考え続けているような気がする。人生というのは、これからのことを考えながら過ぎていくものだのだろうか?
 
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ジコケイハツ [ひとりごと]

 「自己啓発」。この会社に入ってからたびたび聞かされる言葉だ。会社はこの言葉が好きらしい。私は大嫌い。半期に一度、自己啓発についてレポートを書かされて、それに基づいて上司と面談しなければならない。この会社で最もバカバカしい慣習だと思う。それを基準に評価されて、ボーナス査定につながったりするわけだから、なおさら鬱陶しい。
 そして、この面談は必ず、幹部になるためのキャリア面談を受けるようにという流れになってゆく。今までは「もう少し時間をいただいて考えさせてください。」とお茶を濁してきたが、最近はちょっと通用しなくなってきた。そんな風に評価してもらえることは、ありがたいが会社内でキャリアアップして行きたいというような上昇志向は全くない。だからダメなんだと言われればその通りだけど。
 この会社では色々と勉強させてもらって感謝しているが、ボチボチ潮時かなということも感じている。私も生活があるのでもうちょっとはがんばらなければと思っているけど。
 一応、営業という肩書きでこの仕事についているが、わかったことは、営業マンを評価するのは自分でも会社でもなくお客さんだということ。だから、自己啓発に基づく会社の評価なんて営業マンにはバカバカしくて…。
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大馬鹿者 [ひとりごと]

 麻生内閣発足5日目にして、中山成彬国交相が辞任した。失言による大臣の辞任というのは、もやは自民党内閣のお家芸であるが、久しぶりに筋金入りの大馬鹿者を見てしまった。この大臣、辞任後も失言をくり返す、本物の大馬鹿者だった。
 前にも書いたかもしれないが、政治家と言うのは言葉のプロでなければならない。その政治家が言葉で失敗するのであれば、もう、それはプロではない。大臣の辞任は当然、即政治家も辞めていただきたい。というか、政治家の資質というか、資格というか、もう根底が欠如している。発言の撤回とか言っているが、片腹痛い。囲碁でさえ、打ち直しは禁じ手なのに。政治家の失言は、将棋で言うなら、プロが二歩負けするくらいのありえない失敗だ。にもかかわらず、当然のごとく政治家を続けている神経が信じられない。もう、立候補しないで欲しい。
 それにしても、教育現場への「日の丸・君が代」の強要を阻止することもできない、もはや死に体となっている日教組に対して「ぶっつぶす!」とわめくほどビビりまくっている人がいることに驚いたが、それが大臣だったとは。日教組に関する発言は撤回も謝罪もないらしいが、その態度は人としてどうなんでしょうか?
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本格的な大馬鹿者でした

 中山成彬前国交相が日教組を嫌っていてもそんなことはどうでも良い。人間なのだから嫌いなものや、理解できないことはあるだろう。私だって、日教組には問題が多いと思うし、相容れない部分もたくさんある。しかし、考えか方や価値観が違うからと言って切り捨ててしまうのは建徳的ではない。イデオロギーが違っていても、対話する姿勢をもってこそ、プロの政治家ではないだろうか?
 言葉において、姿勢において、この国には何人のプロフェッショナルな政治家がいるのだろう?それにしても、すごい大馬鹿者を見てしまった。数え切れないほどの馬鹿者を輩出してなお、こんな大馬鹿者を隠し玉として忍ばせていたとは、自民党、やはり侮れない。
 
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恋人岬 [ひとりごと]

 39歳の誕生日を迎えた今日は、見事な秋晴れの一日だった。こんな日に、仕事に追いかけられるのはバカバカしいので、ちょっと寄り道をして柏崎の恋人岬で遠くに広がる海を見た。恋人岬というのは、ちょっと名前負けしていると思うけれど、綺麗な日本海を望める風光明媚な場所だ。
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輝く海はススキが揺れて秋の気配

 いつの間にか39歳。来年は不惑の年になってしまう。まだまだ、惑うことばかりの毎日なのに。これから、何をして生きていくのか?ということも、来年の今頃にはきちんと答えを出して不惑の年を迎えたい。
 
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コンビニのレジにはドラマがある [ひとりごと]

 コンビニのレジでマーケティングのために店員が年齢を打ち込むというのはかなり知られた話しだと思う。最近、ついつい、店員が何歳と打ち込んでいるかチェックしてしまう。
 年齢を打ち込むといったって、だいたいの年齢に決まっているのだが、29歳のボタンの次が49歳になっている。20代の次のカテゴリーは30から40代ということなのだろうが、38歳の私としては、49のボタンを押されるのには、かなり抵抗がある。
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コンビニで支払い時はレジのボタンに注目

 私の調査では、今のところ、約3割の確率で29のボタンを押してもらえる。29のボタンを押すコンビには、私の中では優良コンビニなので、積極的に利用するようにしている。49を押すコンビニは失格。ただ、速攻で49を押す店員と、ちょっと迷ったあげく49を押す店員もいて、買い物のボタン捜査にもちょっとしたドラマがあるのだ。ただ、この前買い物した時に、店員はなんと19のボタンを押した。いくらなんでも、これは打ち間違いだ。こんなことは1000回に一度くらい。
 いつまで、29のボタンを押してもらえるだろうか?ちなみに明日から39歳。
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逃げ水 [ひとりごと]

 連日30℃を超える暑い日が続いているが、全国の天気予報を見ている限り、それでも新潟はまだ過ごしやすいようだ。今週は顧客からのクレーム(それも理不尽な)が相次ぎ、奔走し、頭を下げ続けた一週間だった。
 早稲が穂をつけた水田一本道に陽炎が揺れている。あまりの忙しさに目まいなのか逃げ水なのか、わからなくなる。
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暑中お見舞い [ひとりごと]

 私は、滅多に手紙を書かない。メールもほとんどしない。以前は、毎日のように、便箋何枚も手紙を書いた時期もあった。メールもマメにやりとりした時期もあった。だから、そういうことが出来ない人間ではないと思う。なので、また手紙を書いたり、メールをやりとりしたりするようになるのかもしれないが、今は凄まじく筆不精だ。
 そんな私が、仕事の合間にこっそりファーストフード店の片隅で暑中見舞いを書いた。
 相手のFさんとは数ヶ月前に教会で知り合った。もう50半ばと思われる。教会には何年も前から来ているらしいが、年に一度来る程度だったらしい。それが、先月くらいから続けて礼拝に出席するようになった。そして3週間前に、「洗礼を受けたい」と申し出てこられた。しかし、それっきり教会には姿を見せなくなった。
 数日前、短い手紙が教会のポストに入っていた。家族に反対されたこともあり、洗礼については白紙にしたい」との旨が書かれていた。こんなことは想定内だ。日本でキリスト教信者になるというのは、簡単ではない。いつも、そう感じる。いや、クリスチャンになることが困難なことではない。クリスチャンになる過程において、「難しい」と感じる通過点が必ずあると思う。そしてそのプロセスが重要なのだ。だから、こんなことでめげたりはしない。
 私の暑中お見舞い、もう、届いただろうか?
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もうひとつの「夕凪の街 桜の国」  [ひとりごと]

 「夕凪の街 桜の国」の原作を読んだ。原作は漫画なので、bookのカテゴリーには入れないことにする。マンガのカテゴリーを作っても良いのだが、さらにマニアックなブログになるのもどうかと思うので、今のところマンガのカテゴリーは作らないでおく。
 映画も素晴らしかったが、原作も素晴らしかった。どちらが良いかとか、どちらが好きかというのも色々な意見があると思うが、どちらにも良い部分と好きな部分があるという程度の感想にとどめておく。
 映画においては「夕凪の街」のインパクトが大きく、「桜の国」については優れた続編くらいの意識しかなかったのだが、原作を読んで「桜の国」への思い入れがぐっと強くなった。
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遅ればせながら原作入手

 原作者のこうの史代という人については、全く知らない。他の作品も全く知らない。ただ、どこで入手したのか広島出身、東京都中野区在住という情報のみ持ち合わせていた。映画でははっきり描かれていなかったが、原作でわかったことは「桜の国」の舞台は中野区だった。それも西武新宿線の新井薬師前だった。 
 新井薬師前駅界隈は、私にとっては特別な街だ。そこに住んでいたわけではない。しかし、私はその街の教会で中学生の時に洗礼を受け、高校時代の多くの時間をその街で生きた。原作のあとがきによると、「桜の国」の舞台は昭和62年の中野区とのこと。まさに高校生の私が、あの街を歩いていた時間ではないか。
 私が子供のころの中野区は、高層マンションはまだ少なく、駅から少し離れたところにある給水塔が、私には妙に魅力的に、どこか異国的な、懐古的なモニュメントとして見えていた。子どもの足ではちょっと冒険だったが、初めてその給水塔のある公園にたどりついた時はとても興奮した。それ以来、時々、その給水塔の公園に出かけてみた。
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原作の中には見慣れた景色が…

 原作の漫画の中には、なんとその給水塔のある「水の塔公園」が登場する。すると「桜の国」の桜は、いつも教会のみんなと花見に出かけていた「哲学堂」の桜なのではないか?きっとそうに違いない。どうして映画は給水塔のある公園や哲学堂でロケを行なわなかったのだろう?そうすれば、もっと良い映像になったはずだと勝手に思い込んでいる。
 漫画に知っている景色が登場すると言うのは不思議な気分だ。映画やテレビでも不思議な気持ちになるが、それ以上に不思議な感じだ。私は。「夕凪の街」の広島も「桜の国」の中野も住んだことこそないが、とても思い入れのある街だ。あの生ぬるい瀬戸の夕凪も、神田川に舞い散る満開の桜も私は知っている。それだけで、「夕凪の街 桜の国」と繋がっているような、あの原爆の出来事が、私の人生と深く関わっているように思えてきた。こじつけのようだけど、そう感じていることは、私にとって大切なことのように思える。
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AERA [ひとりごと]

 そのつり広告は、満員電車で揺られてボーっとしていた私の視点を釘付けにするには充分すぎる見出しだった。
 『神よ 怒れ  キリスト教会の「性犯罪」』
 紫の文字がエアコンの風に揺れているのを、眺めながら鼓動が高鳴って行くのを感じた。

 駅で降りて、本屋で立ち読みをする。はっきり言って、内容はつり広告ほどパンチはなかった。なので買わずに立ち読みで済ませた。それなりに取材はしてあり、事実であることに疑いはないが、記事からはジャーナリズムの情熱のようなものは、ほとんど感じることができず、単なるキリスト教及び宗教に対するネガティブキャンペーンというレベル。AERAってこんな下世話な雑誌だったのかとがっかりした。
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 内容は、ほとんど私の知らないことばかりだった。しかし、知っている人の記事も含まれていた。私は、キリスト教会側の人間だ。だから、このような記事が世に出ることは不愉快極まりない。しかし、何が、不愉快かというと、キリスト教界内で、健全な視点で問題視され、課題として情報が届けられることなく、突然、地下鉄でボーっとしている時にゴシップ記事という形で事実が突きつけられるという、日本のキリスト教会内での「臭いものにはフタをしろ」的な体質だ。
 社員研修で、コンプライアンスとかリスクマネジメントということを日々聞かされている中で、教会の対応があまりに遅れていることが心配でならない。
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